other sections
chroot(1) | General Commands Manual | chroot(1) |
名前¶
chroot - ルートディレクトリを変更してコマンドを実行する。
書式¶
chroot directory [command [args]...]
chroot [--help] [--version]
説明¶
chroot はルートディレクトリを指定してコマンドを実行する。 多くのシステムでは、スーパーユーザーだけがこれを行える。
通常、ファイル名はディレクトリ構造のルート (root=根)、つまり `/' を起点として調べられる。 chroot はこのルートをディレクトリ directory に変更して command を実行する (directory は存在するディレクトリでなければならない)。 オプション args を指定することもできる。 command が指定されないと、デフォルトは SHELL 環境変数の値となる。 この変数が設定されていなければ、`/bin/sh' を `-i' オプションを指定して実行する。
chroot jail から起動されたプロセスが システムライブラリにアクセスできないという状況は、 非常にありがちなので注意すること。
オプション¶
注意¶
プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。 ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が行っています。
18 June 2002 | GNU Shell Utilities 2.1 |