CKSUM(1) | General Commands Manual | CKSUM(1) |
名前¶
cksum - CRC チェックサムとバイト数を表示する
書式¶
cksum [FILE...]
cksum [--help] [--version]
説明¶
cksum コマンドは、引数に与えられた FILE それぞれの CRC チェックサムを計算する。 FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が `-' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。
何らかの引数を与えられた場合は、 chsum はファイル毎の CRC チェックサムと、ファイルのバイト数、ファイル名を表示する。
cksum コマンドの良く用いられる場面は、信頼度の低い手段 (netnews など) を使ってファイルの転送を行った場合などである。 受信したファイルに対する cksum の出力と、転送元での cksum の出力 (通常配布に付属してくる) を比べて、 データが壊れていないことを確認するために使う。
CRC (cyclic redundancy check) の算出アルゴリズムは、 POSIX.2 規格で規定されている。これは BSD 系や System V 系の sum(1) アルゴリズムとは互換性がない。 CRC のほうがより信頼性が高い。
オプション¶
注意¶
プログラムのバグについては
bug-textutils@gnu.org
に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa
<ragnar@ragnar-hojland.com>
が作成しました。
7 October 2002 | GNU textutils 2.1 |