Scroll to navigation

MEMFROB(3) Linux Programmer's Manual MEMFROB(3)

名前

memfrob - メモリエリアの操作 (暗号化)

書式

#define _GNU_SOURCE
#include <string.h>

void *memfrob(void *s, size_t n);

説明

memfrob() 関数は、メモリエリア s の最初の n バイトの それぞれの文字を 42 との排他的論理をとることによって暗号化する。 変換後のデータは、暗号化されているメモリエリアに (再度) memfrob() 関数を施すことで、元に戻すことができる。

この関数は妥当な暗号化ルーチンであるとは言えないことに注意して欲しい。 XOR をとる定数を固定しているので、せいぜい、文字列を隠す程度の用法にし か向いていない。

返り値

memfrob() 関数は、暗号化されたメモリエリアへのポインタを返す。

準拠

memfrob() 関数は GNU C ライブラリに固有である。

関連項目

strfry(3)

2007-07-26 GNU