名前¶

reboot, halt, poweroff - システムの停止または再起動をする

書式¶

reboot [OPTION]...

halt [OPTION]...

poweroff [OPTION]...

説明¶

これらのプログラムはシステム管理者へシステムの 再起動(reboot), 停止(halt) あるいは 電源断(poweroff) を許可する。

--force オプションと共に呼び出した場合、あるいはランレベル 0 もしくは 6 で呼び出した場合に、 このツールは reboot(2) システムコール自身を呼び、システムを直接再起動する。さもなければ単に適切な引数と共に shutdown(8) ツールを呼び出す。

reboot(2) を呼び出す前に、システム停止の記録を最初に /var/log/wtmp へ書き込む。

オプション¶

-f, --force

shutdown(8) を呼び出さず代わりに名前から期待する実際の動作を遂行する。

-p, --poweroff

電源断(poweroff) として振る舞うように halt コマンドに指示する。

-w, --wtmp-only

shutdown(8) あるいは reboot(2) を呼ばずに、システム停止の記録だけを /var/log/wtmp に書きだす。

--verbose

再起動時に若干多くの冗長なメッセージを出力する。シャットダウンでの問題のデバックに役立つ。

環境変数¶

RUNLEVEL

もしこの環境変数が設定されている場合、 reboot は /var/run/utmp からの読み込みよりも優先して現在のランレベルをこの環境変数から読み込む。

ファイル¶

/var/run/utmp

このファイルより現在のランレベルが読み込まれる; システム停止の記録によって置き換えられるランレベルの記録と共に更新される。

/var/log/wtmp

システム停止時の新しいランレベルの記録はこのファイルへ追加される。

著者¶

Scott James Remnant <scott@netsplit.com> によって書かれた。

バグ報告¶

バグ報告は <https://launchpad.net/upstart/+bugs> までお願いします。

著作権¶

Copyright © 2009 Canonical Ltd.
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関連項目¶

shutdown(8) telinit(8) runlevel(8)