ENV(1) | ユーザーコマンド | ENV(1) |
名前¶
env - 変更した環境でプログラムを実行する
書式¶
env [OPTION]... [-] [NAME=VALUE]... [COMMAND [ARG]...]
説明¶
環境変数 NAME を VALUE に設定し、 COMMAND を実行します
- -i, --ignore-environment
- 環境変数が無い状態で開始する
- -0, --null
- 出力する行の終端を改行ではなく値が 0 のバイトにする
- -u, --unset=NAME
- 環境変数から変数を削除する
- --help
- この使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
- だけを指定した場合は -i を指定したことになります。COMMAND が指定されなければ最終的な環境変数を表示します。
作者¶
作者 Richard Mlynarik および David MacKenzie。
バグの報告¶
env のバグを発見した場合は bug-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/> env の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'env invocation' を実行してください。
著作権¶
Copyright © 2012 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
env の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および env のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info env
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2012年4月 | GNU coreutils |