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GETUID(2) Linux Programmer's Manual GETUID(2)

名前

getuid, geteuid - ユーザー ID を得る

書式

#include <unistd.h>
#include <sys/types.h>

uid_t getuid(void);
uid_t geteuid(void);

説明

getuid() は呼び出し元のプロセスの実ユーザー ID を返す。

geteuid() は呼び出し元のプロセスの実効ユーザー ID を返す。

エラー

これらの関数は常に成功する。

準拠

POSIX.1-2001, 4.3BSD.

注意

歴史

UNIX V6 では getuid() コールは (euid << 8) + uid を返していた。 UNIX V7 では getuid() と geteuid() という別々のコールが導入された。

元々の Linux の getuid() と geteuid() システムコールは 16 ビットのグループ ID だけに対応していた。 その後、Linux 2.4 で、32 ビットの ID に対応した getuid32() と geteuid32() が追加された。 glibc の getuid() と geteuid() のラッパー関数は カーネルバージョンによるこの違いを吸収している。

関連項目

getresuid(2), setreuid(2), setuid(2), credentials(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2010-11-22 Linux