MAILQ(1) | General Commands Manual | MAILQ(1) |
名称¶
mailq - メールのキューを表示する
書式¶
mailq [-v]
解説¶
mailq は、後で配送するためにキューに蓄えたメールを一覧表示します。
各メッセージの 1 行目は、 ステータス文字が付くことがある、ホストがメッセージにつける内部の識別子と、 メッセージのバイト数、キューに入れられた日付と時間、 メッセージの送り手を表示します。 2 行目は、このメールがキューに入れられる原因となったエラーを表示します。 このメッセージは、 キューのなかでメールが最初に処理されているときには表示されません。 ステータス文字は次のいずれかです: * は、ジョブが処理中であることを示し、 X は、ジョブを処理するには負荷が高すぎることを示し、 - は、ジョブが処理するには若すぎることを示します。 そのあとの行には、メールの受け手が 1 行に 1 人ずつ表示されます。 mailq は ``sendmail -bp'' と等価です。
次のオプションを使用可能です:
- -v
- 詳細な情報を表示します。 通常の表示に加え、メッセージの優先度と、 警告メッセージを送ったか否かを示す 1 文字の記号 (``+'' か空白) を最初の行に追加します。 さらに、メールの受け手の ``制御ユーザ (controlling user)'' 情報を表示します; これは、このメールによって実行されるプログラムの所有者および、 存在するのであれば、このコマンドが展開される元のエイリアス名です。
mailq は成功した場合は 0 を、エラーが起きた場合は 0 より大きな 値を返します。
関連項目¶
歴史¶
mailq は 4.0BSD から登場しました。
%Date: 2000/12/14 23:08:15 % |