NOHUP(1) | ユーザーコマンド | NOHUP(1) |
名前¶
nohup - ハングアップシグナルの影響を受けずコマンドを実行する (出力は端末以外に行う)
書式¶
nohup COMMAND [ARG]...
nohup OPTION
説明¶
HUP シグナルを無視するように設定して COMMAND を実行します。
標準入力が端末の場合、 /dev/null からリダイレクトされます。 標準出力が端末の場合、出力は、可能であれば 'nohup.out' に、 そうでなければ '$HOME/nohup.out' に追加されます。 標準エラー出力が端末の場合、標準出力にリダイレクトされます。 出力を FILE に保存したい場合は 'nohup COMMAND > FILE' を使用してください。
注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして nohup を持っている場合 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
作者¶
作者 Jim Meyering。
バグの報告¶
nohup のバグを発見した場合は bug-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/> nohup の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'nohup invocation' を実行してください。
著作権¶
Copyright © 2012 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
nohup の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および nohup のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info nohup
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2012年4月 | GNU coreutils |