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SHA1SUM(1) ユーザーコマンド SHA1SUM(1)

名前

sha1sum - SHA1 メッセージダイジェストの計算と照合を行う

書式

sha1sum [OPTION]... [FILE]...

説明

SHA1 (160-bit) チェックサムを表示または照合します。 FILE の指定が無いか、 - が指定された場合、標準入力から読み込みます。

バイナリモードで読み込む
FILE から SHA1 チェックサムを読み込み、照合する
テキストモードで読み込む (デフォルト)

次の3つのオプションはチェックサムを照合する場合にのみ有効です:

ファイルのチェックサムの照合が成功したときに OK を表示しない
何も出力しない。終了コードで結果を判別する
チェックサム行の書式が不正な場合に警告を行う

--strict --check と併せて使用し、無効な入力がある場合に 0 以外で終了する

この使い方を表示して終了する
バージョン情報を表示して終了する

チェックサムは FIPS-180-1 に記載されている通りに計算されます。照合の際に、 入力はこのプログラムによって出力された形式でなければなりません。 デフォルトの動作では、各行は、チェックサム、入力モードを示す文字 (バイナリの場合は '*'、 テキストの場合はスペース)、ファイル名で構成されます。

作者

作者 Ulrich Drepper、 Scott Miller、および David Madore。

バグの報告

sha1sum のバグを発見した場合は bug-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/> sha1sum の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'sha1sum invocation' を実行してください。

著作権

Copyright © 2012 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

sha1sum の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および sha1sum のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド

info sha1sum

を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

2012年4月 GNU coreutils