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UPDWTMP(3) Linux Programmer's Manual UPDWTMP(3)

名前

updwtmp, logwtmp - wtmp ファイルにエントリを追加する

書式

#include <utmp.h>

void updwtmp(const char *wtmp_file, const struct utmp *ut);

void logwtmp(const char *line, const char *name, const char *host);

説明

updwtmp() は、utmp 構造体 ut を wtmp ファイルに追加する。

logwtmp() は、 line, name, host, 現在時刻、現プロセスID から utmp 構造体を作り、 updwtmp() を呼び出してその構造体を wtmp ファイルに追加する。

ファイル

/var/log/wtmp
ユーザログインの履歴データベース

準拠

POSIX.1-2001 にはない。 Solaris, NetBSD に存在し、おそらく他のシステムにもあるだろう。

利用可能な環境

glibc2 の下ではどちらの関数も利用可能である。 libc5 の下ではどちらも使えないが、 logwtmp() は古い libbsd にあった。 最近では、 logwtmp() 関数は libutil に含まれている (したがって、この関数を使うためにはコンパイラのコマンドラインに -lutil を追加する必要がある)。

注意

他の "utmpx" 関数群 (getutxent(3) 参照) との一貫性のために、glibc (バージョン 2.1 以降) は以下の関数を 提供している:

#include <utmpx.h>

void updwtmpx (const char *wtmpx_file, const struct utmpx *utx);

この関数は updwtmp() と同じ作業を行うが、最後の引き数として utmpx 構造体を取るところが異なる。

関連項目

getutxent(3), wtmp(5)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2008-07-02 GNU