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HEAD(1) General Commands Manual HEAD(1)

名前

head - ファイルの最初の部分を表示する

書式

head [-LINES] [-qv] [-c BYTES] [-n LINES] [--bytes=BYTES] [--lines=LINES] [--quiet] [--silent] [--verbose] [FILE...]

head [--help] [--version]

説明

head は引数に指定された FILE の最初の部分 (デフォルトは 10 行) を表示する。 FILE が 1 つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が `-' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いられる。

複数の FILE が指定されたときは, head はそれぞれの前に、以下の内容の 1 行のヘッダを各ファイルの前に出力する:


==> FILENAME <==

head は 2 つのオプション形式を受付ける。新しい形式は、 数値をオプションの引数として与える (`-q -n 1') ものであり、 古い形式はオプション文字の前に数値を指定する (`-1q') ものである。

オプション

このオプションは最初に指定されたときに限って認識される。 LINES は 10 進数の数値。 単位を表す文字 (`b', `k', `m') を後置したり (それぞれの意味は `-c' のものと同じ)、 行単位のカウントを指定する `l' を後置したり、 他のオプション文字 (`cqv') を後置したりできる。 何も文字が後置されなかった場合は `l' が指定されたのと同じことになる。 このオプションは推奨されない。 代わりに --lines を使うこと。
行単位ではなく、先頭の BYTES バイトを表示する。 `b' を追加すると BYTES の 512 倍、 `k' は 1024 倍、 `m' は 1048576 倍を指定したことになる。
最初の LINES 行を表示する。
ファイル名のヘッダを出力しない。
常にファイル名のヘッダを出力する。
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意

プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。
man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。

7 October 2002 GNU textutils 2.1